やりたいことが思いつかないときは、記憶ではなく記録から拾ってみる
「やりたいことを書き出してみよう」と言われても、何を書けばいいか分からなかった人に向けた記事です。頭の中から絞り出すのではなく、スマホの写真や保存したページ、部屋にあるものなど、すでに残っている「記録」からやりたいことを拾い直す方法を紹介します。
思いついても書かないと忘れる
やりたいことが思いつかない人にも、やりたいことはあります。YouTubeで流れてきた観光地を「いいな」と思い、Instagramで見たおしゃれなカフェを「私も行きたい」とブックマークし、寝る前に「そういえば最近あれやってないな」と思い出す。やってみたいと思うことは1日のうちに何度もあります。
問題は、そう思ったことをすぐに忘れてしまうことです。あとで「さあ思い出そう」としても出てこないのは、そのときに書き留めていないからです。だから頭の中を探すのをやめて、スマホや部屋に残っている「記録」を探します。
3つの記録から拾う
スマホと部屋には、「いいな」と思ったときに撮った写真や保存したページ、買ったきりの本や道具が残っています。
1. 写真フォルダをさかのぼる
写真は残しておきたいと思ったから撮ったものです。去年の今ごろまでスクロールして、「これ、また行きたい」「この続きをやりたい」と感じたものを拾います。
2. 「あとで」と思って保存したものを見る
カートに入れっぱなしの商品、保存したまま読んでいない記事、スクショだけ撮って閉じたお店のページは、どれも「いつか買おう」「いつか読もう」「いつか行こう」と思って残したものです。SafariやChromeの検索履歴、ChatGPTに聞いたことの履歴も同じです。一度調べたものは、やりたいことの候補になります。
3. 部屋を見回す
記録はスマホの外にもあります。積んである本や買ったきりの道具、作りかけのものは、どれも買ったときや始めたときに「読みたい」「使いたい」「作りたい」と思ったものです。
思いつかないときは、頭の中を探すより写真フォルダ・保存したもの・部屋の中を見返したほうがやりたいことを見つけやすくなります。
「立派なやりたいこと」を探さない
それでも出てこないときは、無意識に「書くに値する立派なこと」を探していないか確認してみてください。世界一周や資格の取得だけがやりたいことではありません。「保存したレシピを1つ作る」は、立派なやりたいことです。
私たちは近いうちにできそうなことほど先に書くことを勧めています。今週末にでもやれることが入っていると、リストを見てそのまま予定に入れられるからです。
次に「いいな」と思ったら、その場で1行書く
これからは、「いいな」と思ったらその場で1行だけメモしておくと、あとで記録を探し直さずに済みます。丁寧に書こうとせず、「隣駅のパン屋」くらいの走り書きで十分です。
itsukaというアプリは、思いついたやりたいことをその場で1行書いておくために作っています。追加ボタンを押せばすぐ書けて、カテゴリと期限はあとから決められます。もちろんメモアプリでも紙でも同じことはできます。大事なのは、書く場所を1か所に決めておくことだけです。
まずは写真フォルダを5分だけさかのぼって、また行きたい場所やもう一度作りたい料理を1件書いてみませんか。
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